リンパ液の滞りを防ぐには
リンパ液の流れをスムーズに保つにはリンパ液の滞りをなくすことで、老廃物の排出を促したり、新陳代謝の低下も防げます。
運動
まず第一に挙げられるのは、何といっても適度な運動です。リンパ管にはポンプ機能がないので、管の周りの筋肉をこまめに動かして液の流れを促してあげる必要があります。運動といっても、歩いたり、屈伸したりといったかるいもので充分。仕事中なら、デスクの下で時々足首を回してあげるだけでもOKです。脚が少し楽になるのが感じられるはずです。入浴
暑いから、時間がないから……と、ついシャワーだけで済ませてしまいがちなバスタイムですが、短時間でもバスタブにつかるだけで、血行促進、そしてリンパ液の流れの促進に効果的。ぬるめのお湯につかることは精神的なリラックス効果もあるので、ぜひバスタブに入ること習慣にしてください。深呼吸
本当ならばリンパ液をきれいにするために運動をしましょうと言いたい所ですが、 なかなか現代人は運動を出来る環境にいないのも事実です。ですので運動の変わりにリンパ液を浄化させることができ、しかも簡単な方法が、深呼吸なのです。具体的な深呼吸のやり方は、
・はじめに肺をめいっぱい拡張するまで鼻で空気を吸いこみます(4秒)
・それから息を吸った時間の4倍の長さ息を止めます。(16秒)
・さらに息を止めていた時間の半分の時間をかけて口から息を吐きます。(8秒)
実際にやってみると、かなり深い呼吸だとわかりますね。この深呼吸を1日3回(朝・昼・晩)5分から10分ずつすることでリンパ液は簡単に浄化され、老廃物や毒素を溜め込まない体が作られていくのです。
後は、自分で行うリンパマッサージ(リンパドレナージュ)。マッサージといっても筋肉をほぐしたりツボを押すやり方と違って、あくまでソフトに行ってください。